KFC杯

「手洗い、うーがい、ヤ○ルト~」、あるCMのフレーズがこの時期だけに頭から離れません、、、ポかさまです(^^)

勝田台FCさん主催大会、KFC杯が予選リーグ2/8(土)、決勝トーナメント2/9(日)に八千代総合運動公園多目的広場(通称:萱田グラウンド)で行われ、ポカルスも参加させてもらいました。

5年生と6年生の11人制の大会で、同日開催のため、5年生のみにエントリー。

5年生の大会で11人制は珍しく、選手も多く出場できるのは良いことです。

ただ、ポカルスは今回の参加メンバーが11人ちょうど、、、この時期だけにあと1人2人はいてほしいなぁ、、、(^^;

予選は、エスフェローザ八千代さんと、成田SSSさんとの対戦。

決勝トーナメント進出は、予選リーグ1位、もしくは2位チーム中(6リーグ中)の成績上位2チーム。

初戦のエスフェ戦は、決勝トーナメント進出のためにはなんとか勝利したいところ。

試合始まって、終始ポカルスペース。

しっかりつなごうとするポカルスに、速いプレッシャーで、球際を奪い、個人技と波状攻撃でゴールに迫るエスフェ。

ポカルスは、打ち合うことなく、自分たちのペースでボールポゼッションしたいところ。

ただ、8人制ピッチでの11人制なので、どうしてもスペースをうまくつかえず。

そんな中、相手プレッシャーに負けてパスミス、判断ミスで、前半2失点してしまいました。

悪いプレーは、この2つのプレーだけでしたが、どちらもエスフェは見逃さず、しっかりゴールまで持っていきました。

うーーーん、さすがです。

ハーフタイム、2点差はあるものの、みんな口からはポジティブな発言が。

「この試合うちらが1点とれば絶対流れは変わる、いける、絶対勝てる!」

コーチが言うこと、自分たち自身も感じて気合いを入れてました。

後半は、怒涛のポカルスの攻撃をエスフェが耐える展開。

5分すぎ、ペナルティエリア前で獲得した直接フリーキックを豪快に直接決め、1点差。

以降も気迫あふれるプレーで相手を圧倒して試合を進めました。

ただ、何度もゴールまで迫りましたが、相手の必死の守りにゴールが割れず、タイムアップ。

いいサッカーしましたが、初戦を落としてしまいました。

相手コーチも内容では負けを認めていただけに、悔しい結果です(^^;

気持ちを切り替えて2試合目の成田SSS戦。

1試合目と同じレベルのプレーを見せてくれました。

4ゴールを奪え、2位での決勝トーナメント進出に望みをつなぎました。

結果、予選リーグ2位であったものの、2位チーム中の成績上位2位となり、ギリギリでのワイルドカードでの決勝トーナメント進出となりました(^^;

よし、翌日、トーナメント勝ち上がって、エスフェにリベンジだ!

そんな想いで、翌日を迎えました。

決勝トーナメントの1回戦は、勝田台FC。

同じ勝小の同級生が多くいるチームだけに、絶対に負けたくないと選手全員が口をそろえて言います。

ただ、この日、ポカルスの参加メンバーは10人で、1人足りず、、、それでも勝利への執念がみてとれました。

相手のプレッシャーは速く、手狭なコートで、何度もボールロストしてしまってました。

ただ、相手はボール奪っても前線に蹴り出してトップを走らせるプレーが多く、これに対してはポカルス守備陣が体を張って防いでました。

そして、予想以上に苦戦はしましたが、なんとか前半にゴールを奪うことができました。

その後も危ないシーンはなく、かといって追加点も奪えずの展開で、なんとか最少得点で勝利できました。

次の準決勝、前日負けたエスフェ戦。

ポカルスが1人足りないことと、相手は前日来れなかった主軸メンバーが参加してるとあって、前日のような展開にならない予想。

それらを踏まえ、選手同士で話あって、守備を固めて後半勝負する作戦に。

試合が始まると、確かに前日よりも相手攻撃の波状攻撃に厚みが増していて、ポカルスが防戦一方。

狭いコートとはいえ、1人足りないハンデは大きいかもしれません。

前日とは逆で終始エスフェペース。

ポカルスは、相手攻撃をクリアでなんとかしのぐ展開。

耐えた時間が多かったゆえに長く感じた前半を終え、失点ゼロ、得点もゼロ。

後半、得点するためにリスクをとって攻撃することより、前半と同じく耐え忍んで、何とかPK戦に持ち込むことを選手間で意思統一したようです。

コーチの指示なく、自分たちで考えて実行しようとする姿勢、頼もしいです。

コーチとしては、そこまで間違っていない判断であれば、選手たちの考えを尊重して見守るだけかと思います。

反対の意見もあるかと思いますが、ジュニア世代では、自分はこの考えでよいと思います。

さて、後半。

ポカルスが引き気味だったこともあり、相手の攻撃はいっそう強くなった感じはありましたが、その攻撃をしっかり跳ね返す守りができてました。

一人ひとりが20分間を集中してプレーすることができました。

そして、スコアレスでタイムアップ。

PK戦に突入です。

こうなるとPK戦を得意!?とするポカルスとしては、シナリオ通りにPK戦に持ち込めただけあって、気持ち的に優位な状況になってたような気がします。

ポカルスのPKキッカーはしっかりと決めて、逆に相手は2人失敗。

見事、作戦どおりの勝利で、選手全員が大喜びしました。

前日のリベンジ、果たしましたね、よく頑張りました!

決勝戦の相手は、大和田FC。

主力2人がインフルやケガで不在ではあるものの、他の主力メンバーはそろってます。

これまでの大和田戦をふりかえり、大量失点での敗戦が頭をよぎります。

ただ8人制ピッチの11人制、勝田台FCと同じように速いプレッシャーで相手に自由にプレーさせなければ、そう簡単にはやられない、と。

そんな指示で送り出し、選手たちもエスフェ戦と同じく、守り重視の戦い方を意識しました。

この試合、本来であればある選手が家の用事で早退し、9人で戦う予定でした。

ただ、その選手がどうしてもこの試合に出たい、みんなと一緒に戦いたい熱い想いを父親に伝え、父親にもその熱い想いが伝わり用事をキャンセルして参戦してくれました。

そんなこともあり、みんなのプレーひとつひとつがエスフェ戦以上の気迫あふれるものになって、大和田の攻撃を防いでました。

これだけ気迫あふれるプレーを見せてくれたのは、初めてじゃないかと思うぐらいのもので、ちょっとした感動でもありました。

しっかりと中盤で相手攻撃の芽を摘み、カウンターで相手ゴールまで迫る。

だれもサボることなく、必死に走って闘ってました。

前半を無失点に抑え、手ごたえはありました。

なによりみんなの表情が闘う顔になってました。

後半も集中が途切れることなく、しっかりとした守備で危ないシーンはそこまでありません。

逆にカウンターで相手GKのファインセーブに防がれた惜しいシーンがポカルスにありました。

残り5分。

エスフェ戦と同じくPK戦を意識するような時間帯になりました。

一瞬、ポカルスの守備のズレが生じ、中盤が薄くなった(大和田の選手が数的優位な状況になった)ところがみられ、あ、これちょっとまずいな、と思った瞬間、大和田の選手がそこを見逃さず、中にボールを入れて、フリーでミドルシュート。

無情にもゴール右上隅に吸い込まれしまいました。

その後、ポカルスが点をとりにいくも、相手ゴールを脅かすことはできませんでした。

ホイッスルがなり、死力を尽くした選手はやりきった顔でベンチに戻ってきました。

皆が悔しい顔をしていて、それでいて充実した顔でもあり、こんなシーンは久々だなぁ、と感じました。

よく10人で頑張りました。

用事をキャンセルしたお父さんもベンチに入ってくれ、選手たちの頑張りに胸を打たれてました。

キャンセルした用事も大事だったけど、それ以上のいいものみせてくれてありがとう!

そんな言葉を選手にかけてくれました。

11人制だったこともあり、大和田との力の差はそこまで感じませんでした。

とはいえ、予選時のエスフェもそうですが、ここ一番での勝負どころをしっかり見逃さないところ、、、あと一歩といいつつこの差はまだ大きいかもしれません。

ただ、強い気持ちを全面に見せてプレーしてくれたこと、チーム一丸となって闘ったこと、この経験が今後に活かせるものだったと強く思います。

選手のみんな、お疲れ様、そして立派な準優勝、メダルゲットラッシュですね、おめでとう!!!

保護者の皆様も寒い中応援ありがとうございました。