千葉市大会を終えて

初心にかえってキャプテン翼を読み直してます、、、ポかさまです(^_^;

千葉市大会決勝トーナメント1回戦についてです。
前記事にも記載したように、この試合は絶対勝つ準備をして臨みました。
普段は大会や練習試合でも勝ちに固執することはそうないですが、この試合はコーチとしてのこれまでの1年半の中で一番意識しました。

そんな試合の終了のホイッスルが鳴った瞬間、結果はついてきませんでした。
勝利を意識しないと勝てて、意識する試合では勝てない、、、
あらためて思い知らされたのは、いつものことをいつものようにしなかった、ここぞという時にやったことないことをする、、、これでは結果はついてこないのも当然です。
自分の未熟さ、経験のなさを痛感しました。

さて、試合の内容で何がよくなかったのか、、、具体的に3つ挙げます。

1つ目は、ボールコントロールのミスが多かったこと。
雨でスリッピーなピッチでのボールコントロール、真の技術力が試されます。
そんな中、ボールがおさまることが少なく、落ち着かない展開が多かったです。
特にトラップミス。
すごく目立ちました。
フカフカの素晴らしい人工芝での環境、逆にいつもと違う感覚があったのかもしれません。
でも相手も同じ条件なので、言い訳はできないですね。

2つ目は、ただボールを前に蹴りだすことが多かったこと。
相手の寄せが速く、プレッシャーとなって慌てて前に蹴る、そんなシーンが幾度となくありました。
ドリブルする、ボールをキープする、顔をあげてまわりを見ればフリーの味方にパスできる、、、それらの選択肢があるにもかかわらず、余裕をもって対処できなかったことは歯がゆいばかりでした。
普段の練習で克服できてないところが顕著にあらわれてしまいました。

3つ目は、走れてなかったこと。
場面場面では頑張ってしっかり走ってました。
ただ、ボールもってないメンバーが、ボールウォッチャーとなって、ボールをもらう動き、サポートする動きが遅かったです。
ルーズボールが相手に取られることが多かったのは、予測してない、準備してない、そして動き出しの遅さにあります。
前線にボールが渡っても孤立してしまい、しっかり守ってくる相手に個で何とかこじ開けようとしても無理があります。
ピッチにたつメンバー全員による厚みと幅のある攻撃がみられなかったのは、次のアクションにむけて走れてなかったことが大きな要因だったと思います。

3つ以外にも細かいこと含めるともっと出てきますが、前述の3つのことは基本的なことで、これができないと致命的です。
この内容で勝利したとしても、その次にむけて得られたものがあったのかどうかは疑問です。
そういった意味では、ここで負けたことは、やれてたことが実はまだまだだったということを気づかせてくれたよい薬だったと思います。

予選からこの試合まで、ヴァィス含めポカルスとしてはすごく収穫のあった初の公式戦が終わりました。
負けて悔しい想いはあっても、全員で全力を出し切って戦いきったことは誇りにしてほしいです。
そして、もっと上を目指して、前進していく気持ちを常にもっていってほしいです。
また来年頑張ろう~!!
これらすべて自分にも言い聞かせてます(^^;

前半を終え、ベンチに戻ってきての一コマ。
アンラッキーな失点をGKが申し訳なさそうにしていた様子を他のメンバーが気づいて、前向きな励ましの声をかけてました。
「あんな失点気にすんな、あれは誰でもとれないから。俺らがもっと点とるから。」
後半、絶対逆転するぞ!と、みんなが気持ちを一つにしてピッチに戻っていったシーンが印象的です。
自分が言うのもなんですが、素晴らしい、いいチームです(^^)